最終処分場

環境と地域住民を最優先に考えた、安心できる最終処分場。

管理型最終処分場

中間処理場などから発生する再利用不可能な廃棄物は最終処分場に埋立てられます。ここでは焼却残渣の燃え殻や脱水処理後の汚泥、その他建設廃棄物の残渣等が主に埋立てられ、埋立地より発生する浸出水を浄化するための高度水処理施設を設置した「管理型最終処分場」となっています。
さらに自然への配慮を欠かさないことで、周辺住民の方々が心して暮らせる環境をつくりあげています。法令に基づく設計と管理、また、廃棄物の悪臭・飛散には厳重な対応をしています。

地域への配慮

考えられるあらゆる状況を想定し、各機関の定める基準を上回る設計と徹底した管理体制により、周辺環境と近隣住民の方々の安全を確保しています。また、地元地区と環境保全協定書を締結することにより、地域住民の方々への安心を約束。水処理データの定期的な公開や施設公開などを行うことで、さらなる信頼を得ています。詳しくは、地域への取り組みページをご覧ください。

地域への取り組み

準好気性埋め立て

最終処分場は準好気性埋め立てを採用しています。
準好気性とは、処分場内廃棄物層の最下部から最上部にかけて設置された浸出水集排水管(給排気管)を通じて、空気を自然循環させることにより、処分場内(廃棄物層)を好気性(酸素が含まれる状態)に保つことです。この酵素により好気性微生物が活性化し、廃棄物の分解が促進され、処分場の早期安定化(無害化)につながります。

浸出水集排水管から廃棄物の分解・発酵によって発生したガスは「発生ガス燃焼装置」により燃焼させ、悪臭対策と共に温室効果ガスを削減しています。また、24時間体制の管理により、引火をはじめとした危険性を排除していますので安全です。

準好気性埋立構造概念図

5層構造による遮水

平成10年(1998年)6月発令の総理府(現内閣府)・厚生省(現厚生労働省)の共同命令「一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める命令の一部を改正する命令」に基づいた「二重シート+不織布など」の方式を採用。浸出水が地盤ならびに地下水を汚染しないよう不織布3枚・遮水シート2枚を埋立て前の処分場に敷設し、5層構造の遮水で安全を確保しています。

遮水イメージ図

最終処分場のご案内

〒989-3212 宮城県仙台市青葉区芋沢字青野木201
TEL:022-394-5502 FAX:022-394-5503


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